2025/09/14

Windows11のExplorerでグループ化させたくない

Windows11 で、ときどき Explorer の表示設定が元に戻るというか勝手に変更されるというか、そういうときがある。
Windows Update のあととかが起こりやすいかもしれない。
私は普段「一覧」なのが「詳細」になっていたりすると、さすがにイライラする。


もう1つ腹立たしいのは「グループ化」が勝手に行われる場合だ。Downloads なんかがそうなりやすい。どうしようもないのでシステムの Downloads は使わないようにした。見ないフォルダがそうなるのであればまだ我慢できる。

と思ったら今日見ると WSL2 のフォルダの 1つがそうなっていたので無効化する方法を調べた。

Completely get rid of "Group By" anywhere in File Explorer - Microsoft Community Hub

これは少なくとも今は効かないらしい。
UseAutoGrouping なのでグループ化は無効にならないかもしれないが自動的に変更するのは止めてくれるかも・・・期待はできないが。

Why is auto-grouping in files/folders been automatically turned on again?

Windows のこういう設定は急に使えなくなったりするのもあるが、Windows11 とかいいながら Windows10 の記事だったり、日付を新しくしただけで内容が古かったりして全然当てにならんのがつらいね。

2025/09/07

Windows11 24H2+カスタマイズ

ノートPC の Windows11 Home を 22H2 から 24H2 に変更した。
そして今日、デスクトップPC の Windows11 Pro を 23H2 から 24H2 に変更した。
もうそろそろ 25H2 のプレリリースがどうのこうのという話があったのと、YubiKey がなぜかデスクトップ PC でうまく認識できない(たぶんドライバよりも下側)ので、もしかしたら何か変わったりしないかなー、くらいの気持ちでアップグレードした。 

Windows を昔から使っている人は、なにかしらカスタマイズしがちではないかと勝手に思っている。昔はチューチューマウスとかあったし、vz-editor についていた vzkey(だっけ)なんかも好きだったし、 Microsoft も PowerToys を出していたりして、 とにかく「Windows=カスタマイズしないと」という気持ちにさせられる。
まあ、今は見た目に関する変更はしづらくなっているが。

私の環境は ExplorerPatcher + Open-Shell + WinAero がカスタマイズのベースになっている。
といっても、キーボードは Change KeyAutoHotKey でなにかやってるし、フォントは noMeiryoUI で変更しているし、邪魔なコンテキストメニューの項目も何かのツールで減らしていたと思う。
まあ、簡単にいうと、カスタマイズはしているけど何がどうなってこうなっているのかよくわかっていない、という状況だ。

 

24H2 にアップグレードしたのはよかったが、そのあとに Windows Update をしていると Explorer の見た目がこうなってしまった。 

 

ExplorerPatcher で「アドレスバーの高さを縮める」を止めると直る。最近の KB5064081 を反映するまでは問題なかったように思うので、あまりそういう対処はしたくない。それに見た目だけの問題なので、それさえ気にしなければ使えるのでそのままにしている。

「見栄えだけ」と書きはしたものの、見た目は気になるのよね。
24H2 直後は問題なかったので設定の違いかと思ったのだが、デスクトップPC でも Windows Update を繰り返しているうちに発生したので、これは最新ので起きたんじゃないかなと思っている次第である。


これを書いている今、Windows11 24H2 の最近の Windows Update の影響で SSD が破壊される・影響ないみたいな話が出ている。
Microsoft 公式としては「関係は見られない」としている。
この発表をユーザーが受け入れる必要はない。というよりも、公式の見解なんて受け入れるものではなく、判断材料の1つにするだけなのだ。ただ公式として出した以上、反論が出て公式見解を否定されるとダメージが大きくなる。企業規模にもよるだろうが。

その状況でユーザーの反論が出ると、それを見ただけのユーザーは「あ、やっぱり」みたいに受け入れやすいという地盤があると思う。 自分で検証できない場合は特にその傾向が強くなる。もしかしたら企業規模に比例して強くなるのかもしれない。

ちょっと格好良さそうなことを書いてみたが、実は大したことは言ってない。。。
自分で確認できないことは、せめて事実を述べるくらいにとどめるのが無難だろうという処世術だ。

2025/09/02

単体テストのモックとスタブとドライバー

単体テストのコードを書いていると、モックだとかスタブだとかドライバーだとか、そういう言葉はほとんど出てこない。

出てこないというか、テストしたい関数があって、テストする関数があって、テストしたい関数が呼び出している関数があると、

  • テストをするのに効率的なフレームワークがほしい
  • テスト対象が呼び出している関数が勝手に動くと面倒なので、偽物を作ってテスト目的に合わせて自由に作り替えたい 

というような要望が出てくる。
この要望は自然と湧いてくるので、いちいち名前を付けなくてもなんとかなる。
作業場で「スタブ」しか使っていなかったので、私は今でも曖昧に使っている。


気になったのは、これは誰が用語定義したのだろう?ということだ。
手元にある応用情報2024年のテキストを見てみると「スタブ」と「ドライバ」はあったが「モック」は載っていない。この本によると「スタブ:テストモジュールの下位モジュールの機能をシミュレーションする」「ドライバ:テストモジュールの上位モジュールの機能をシミュレーションする」とあった。
検索で「基本情報 モック」や「応用情報 モック」としてもそれっぽいのは出てこない。

    何でも"モック"と呼んでない?mock, stub, fake, dummy, spyの違い

Jest だと spy ってのがあった。
fff は fake function だ。
ただなんとなく、ライブラリとかでは CMock みたいにモックがよく使われているような気がする。

しかしまあ、定義があろうがなかろうがやりたいことは決まっているのだから、現場では適当に用語を決めて間違った認識をしないように統一しておけばいいんじゃなかろうか。
 

私はどうしようか。
応用情報の本にあった定義だと上か下かしかないので簡単だ。上位モジュールのシミュレーションって、単体テストだとテスト関数がやることじゃないの? あるいはコールバックで呼び出す関数も含まれる?
それさえなければ「スタブ」になる。

シンプルすぎるが、以前の作業場が「スタブ」だけだったのもこの定義から来たんじゃなかろうか。少なくとも間違った定義ではないから、もうそれでいいや。