Buildrootは便利なのだが、今はkernelとbusyboxが動く程度の環境を作りたい気分なのだ。
しょうがないので、kernelからビルドすることにした。
といっても、Raspberry Pi用のkernelがあるようなので、それを使う。
ビルドの仕方は、こちら。
SDカードは、vfatをp1、ext4をp2にし、initramfsなどは使わずにext4のところに環境を置いた。
initは、/sbin/init。
vfatのところにconfig.txtというファイルがあり、ここにkernelとかcmdlineとかが指定できるようだ。
kernelのファイル指定はできることが確認できたが・・・cmdlineがよくわからん。
というのも「init=/sbin/init」と指定しても、initが見つからん、ということでpanicになってしまうからだ。
kernelビルド時のブートオプションにも指定してみたのだが、同じ。
うーむ。
そもそも、kernelにどんなオプションが渡っているかわからない。
Raspberry Piのありがたいところは、起動時にkernelの吐くログもHDMIから出てくれることなのだが、kernelのオプションはスクロールアウトしてるんだかドライバが有効になる前だからか知らんけど、見えない。
GPIOピンにシリアルが出ていたのでPCとつないだのだが、何か出力はされてるんだけど文字になってない。
シリアルの設定がされてないんだか、受信設定が間違ってるんだかよくわからん。ケーブルが適当なので化けてるのかもしれんし。
ともかく、そのルートで調査するのは難しそうだ。
というところで止まっている。
Buildrootで動く環境はあるんだから、そこからごっそり削除してbusyboxのみに仕立てるっていうこともできるんだけど、なんかそれだと敗北した気分になってしまうではないか。
仕事でやると、そういう回り道をやる時間がないので、早くできそうな道を選んでしまうのだが、個人でやってるんだからもう少しゆっくりさせてもらおう。
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