忙しい記念に、NFCのことをゆっくりと書いていこうと思う。
「ゆっくり」というのは、1回の記事を短くする、というだけのことだ。
でも、初回だけ長めにする(ストレス発散のため)。
NFCとは?
Near Field Communicationの略。
ここでは特に、13.56MHz帯の無線を使った10cm以内の近距離通信技術を指す。
Suicaのようなおサイフケータイや、IC免許証、パスポート、住基カード、Taspo、社員証のように、「かざす」という動作で何かできるものは、NFCを使ったものが多い。
一時期は、磁気カードがよく使われていたと思う。
カードに黒い帯がついていて、私なんかは出退勤のカードとして使っていた記憶がある。
会員証とかでも使われているんじゃないかと思う。
その置き換えとして使われたりする。
NFCを使うと、ICカードといって、ICが入ったカードを使うことになる。
磁気カードに比べると、当然値段が高い。
にもかかわらず使われているのは、以下のようなメリットがあるからだろう。
- 他者から読み取られにくい
- 改ざんが難しい
- 情報量を多くためられる
- けっこう丈夫
磁気カードなんかは見えないペンで書かれた文字のようなもので、読む手段さえあれば誰だって読むことができる。
一方NFCは、カードに入っているICと会話をしないと話を聞き出すことができない。
会話して、合い言葉を交わして、そしてようやく本題に入ることができる。
そういうセキュリティを高めた使い方もできるし、もう少し敷居を下げてクーポンのような使い方をすることもできる。
いろいろ考えると、なにに使っていいのかわからなくなってくるが、特徴を考えるとよいだろう。
- すごく安価にはしにくい(IC入ってるし)
- 値段を上げるとセキュリティも上がるが、安くてもそこそこ何とかならなくもない。
- セキュリティMAX、か、セキュリティそこそこ、の2モデルくらいになる
- お金を扱うことができるくらいのセキュリティを持てる
この特徴が、NFCがはやってるようなそうでもないような、そんな状況の説明にもなってしまう。
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