お仕事でプログラムを作っている。
一人で作っているのだが、設計も何もせずにやっている。
よろしくはないのだが、そもそもどういう動きをするようになるのかわからずに作るという、試作の手前のようなものである。
で、最近見直していると、同じようなことをやるのになぜか3つの実装方法をわざわざ使っていることに気付いた。
「同じようなこと」は、データを次々にためておく方法だ。
- キュー
- リングバッファ
- リスト
我ながら「はぁ?」となってしまった・・・。
まあ、キューもリストも似たようなものではあるのだが、「キュー」は自分で実装したのだが、「リスト」はLinuxのリストであるLIST_HEADやLIST_ENTRYを使っている。
作ったのが別の人ならまだしも、私しかいないのに、なぜ。。。
プライオリティがなければ、データの詰め込み方はFIFOかFILOか、キューかスタックか、くらいしかないと思う。
リングバッファは、FIFO型になるのか。
たぶん、私の思考過程からすると、最初に作った「キュー」は、そこまで数が増えないけど、数の予測が付かなかったので、自作したのだろう。
その次がリングバッファになったのは「増えすぎたらキャンセルしてしまえ」と思ったからではなかろうか。
とにかく、メモリサイズがはっきりしない状況が嫌だったのだ。
何とかして、サイズを支配したかったようだ。
最後に作ったのはLinuxのリストを使ったもので、この頃になると自作するのも嫌になったし、サイズを考えるのにも疲れてきたのだろう。
そう、設計どうこうではなく、疲れたのだ。
私らしいといえば、私らしい。
そして、もう1つ。
作っているうちに、こりゃLinuxが動くレベルのマシンじゃないと実装できない、ということに気付いたことだ。
Cortex-Mなどの組み込みソフトにしてしまうことをあきらめたのだ。
これはこれで「疲れた」と表現できるかもしれない。
Raspberry-Pi1くらいあれば動くが、そこは私にとってはもう大きめの組み込みになる。
ストレージを付けたり外付けメモリとかやればCortex-Mでもできなくもないのかもしれないが、そこまでして実現する意味はあまりないだろう。
ハードウェアを安めに仕立ててソフトウェアががんばる、という時代でも無いと思う。
そういうことずっとやってるから、いつまで経っても仕事が減らんのじゃー。
と、それっぽい結論で終わらせようとしたが、実装が3種類もあるのはよろしくないので、どれかにまとめよう。
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