久しぶりにNFCの話を。
http://www.dnp.co.jp/news/10096658_2482.html
大日本印刷さんが、NFC PLUGなる組込み部品を発売するそうだ。
DNPさんは、私が板橋に住んでたときに会社があったなぁ、というくらいの印象だったが、当時はNFCもFeliCaも興味なかったよなぁ。しみじみ。
さて、このNFC PLUGだが、名前からするとSony社のFeliCa Plugを想像するし、機能も似ているようだ。
しかし、機能的な近さで言えば、Panasonic社のMN63Y12xxシリーズの方が近い。
- サポートするのは、TypeBとFeliCa
- 有線I/FはI2C
- 磁界から電力を得られる
- 不揮発メモリを内蔵
まあ、磁界から電力を得られるのに不揮発メモリがなかったら意味がないだろうから、この2つはセットかな。
それはよいとして、なぜDNPさんもPanasonicさんも、TypeBとかFeliCaをサポートして、TypeAはしないんだろう?
NXPの壁があるのか。
あるいは、技術的にTypeAはこういう部品が作りにくいのか。
こういう部品は、どういう用途が良いのだろう?
省電力で、範囲が狭い。
ほとんど触れんばかりの使い方になる。
ぱっと思いついたのは、ペースメーカーだ。
私が知ってる頃のペースメーカーは、VVIだのDDDだのとあったが、埋め込んだ人の体の上から何かをあててプログラミングをしていた(と、新人の現場研修で教わったように思う)。
人体向けであれば、さすがに汎用のプロトコルを使わない方が良いんだろうけど、近接はそういう使い方もいいんじゃないかな、と思った。
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