データで、base64urlでエンコードされている項目があった。
base64は、主にバイナリを文字列に置き換えたいときに使うものだ。
8bitの3バイトデータを、6bitの4バイトデータにする。同じ24bitだから。
6bitは64個なので、64個の文字列に当てはめる。A~Zとa~zで52個、0~9で10個。あと2個は”+”と”/”。
base64urlは、”+”と”/”を、”-“と”_”にしただけのものだ。
base64も最初からそうしておけば・・・と思わなくもないが、まあ時代的に仕方なかろう。
最初、base64urlというライブラリを使っていた。
でも、なんか結果がおかしい(使い方が悪かっただけなのだが、このときはわからなかった)。
自信がないので、普通のbase64デコード方法で試そうとBufferを使うことにした。
https://nodejs.org/api/buffer.html#buffer_static_method_buffer_from_string_encoding
Buffer.from()にエンコードとして”base64”を指定すると、うまいことやってくれる。
固定文字列だったので、自分で”-“や”_”を置き換え、4文字ごとになっていなかったので”=”を追加。
そうすると、ちゃんと期待した値になった。
せっかくなので、base64urlの文字列でどういう例外が出るのかを確認しようとしたのだが・・・エラーにならない。
変な値になるわけでもなく、ちゃんとデコードできている。
あれ、そういうものなの??
仕様としてできるのか、偶然できただけなのか、APIの説明では分からんな。。。
ちなみに、base64urlライブラリでもちゃんとできた。
Buffer.from(base64url.decode(“base64url文字列”))
のようにやっていたのだが、
base64url.toBuffer(“base64url文字列”)
だけでよかった。
でも、
Buffer.from(“base64url文字列”, "base64")
だけで済むのなら、それに越したことはないな。
GitHubを検索したら、base64はURLやファイル名で安全な文字列もいけるようなことが書いてあった。
creatingとかencodingしか書いてないけど、decodeもいけるよね・・・?
探しづらいのだが、Node.jsのページだとここら辺だ。
https://nodejs.org/api/buffer.html#buffer_buffers_and_character_encodings
'base64'
: Base64 encoding. When creating aBuffer
from a string, this encoding will also correctly accept "URL and Filename Safe Alphabet" as specified in RFC 4648, Section 5. Whitespace characters such as spaces, tabs, and new lines contained within the base64-encoded string are ignored.
ここのencodingは、エンコード・デコードの方じゃなくて、いわゆるエンコーディングだろう(そのまんまだが)。
それに、リンクが載っているRFC-4648 section5の表には"-"と"_"の方も載っているから、心配しなくても大丈夫だろう。
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