Microsoft Office Click to Runは復活する

買い切り版の Excel 2016 を使っている。
何度かアップデート版を買おうと考えたのだが、現状に困っているわけでもないし、表計算というよりは画像とテキストを比較的自由に配置できて、行と列の概念があるから見やすくしやすいし、こだわらなければ図形を自分で描くこともできる、というところが気に入っているので、バージョンを上げる必要性があるのは Windows のアップグレードで使えなくなったときくらいだ。

 

Windows Firewall Control (WFC)というアプリをインストールしてファイアウォールの設定をしている。設定によって、初回のアプリ通信はブロックしてファイアウォール設定をどうするか訊いてくるようになる。全部のアプリに反応するわけでもないのだが、だいたい通知してくれる。
訊いてきた時点ではブロックしているので、アプリのインストール時に有効にしているとだいたい失敗するなど面倒なことは多いのだが、勝手に通信されるよりは良いかと思っている。

その WFC がこういう通知をしてくれる。

 

まあ、Microsoftが署名したアプリだし通してもいいかなと魔が差そうとしたが、それではダメなのだ。
どうも Office 製品のアップデートなんかをやってくれるツールのようなのだけど、Excel を起動していなくても動いているし、けっこう通信頻度が多い。
Windows のサービスで自動起動しているからなのだが「無効」にすると Excel が起動しなくなる。「手動」にしておくと Excel を立ち上げるときに勝手に復活して、そのまま常駐するようだ。「自動」に戻さないだけましか。

じゃあファイアウォールでブロックさせていたのだが、それはそれで気になってきた。通信に成功しない限りリトライを繰り返して PC が重たくなるんじゃなかろうか、と。「まさか弊社のアプリを遮断なんかしてませんよね？」と思っていそうだ(偏見)。

デスクトップ PC で Windows11 Pro、ノート PC で Windows11 Home を動かしているのだが、ノート PC の方が多少アプリの起動などが重たいのだ。まあデスクトップ PC の方が多少スペックが良いのかもしれないが、それ以上にソフトウェアで待っている感じがあるのだ。

まあ、私の印象だから当てにはならんな。
単に買い替えた SSD は値段優先で探したのでそれが思ったよりも速度に影響しているだけかもしれんし。

ともかく、裏で動いていそうなアプリで不要なものはなるべく止めたいが、通信のブロックだと重たくなる心配があるなと思った。