2017/06/27

[zybo]ZYBO向けのLinux (1)

ZYBOのような組込み開発用のボードでOSが載る場合、ほぼメーカーがボード用のOSをリリースしていると思っている。
昔は「自分でがんばってね」という感じだったのだけど、提供するところが増えてきた今、使ってもらうためには「今すぐ使えます」を売りにしないといかんのだろう。

ZYBOはCortex-Aが載っているし、SDカード無しでもLinuxが動いているから、OSを動かしたいならLinuxがよいだろう。
ARMのCortex-Aだから、アドレスさえうまくやっておけばどのLinuxでもいいとは思うのだが、初っぱなから失敗したくないので、動くOSがあるならそれをまずは使いたい。


Zybo [Reference.Digilentinc]

これがZYBOを販売している会社のページで、右側のDesign Resourcesにいろいろファイルがある。

image

ここにPetalinux BSPというのがある。
XilinxはPeta Linuxというディストリビューションを使っているらしい。

https://github.com/Digilent/petalinux-bsps
ここからOSがダウンロードできるのかと思ったけど、Linuxが動きそうなサイズでもないし、かといってスクリプトしか載っていないようなサイズでもない。
そして、READMEにも何も書かれていない。。。


PetaLinux ツール
Xilinxのページで、右の「クイックリンク」にPetaLinuxがダウンロードできそうな項目があるのだけど、クリックしても行き当たらない。
英語ページだったら行くかと思ったが、そうでもなさそうだ。


では、ZYBOのリンクにあるPetalinux BSPが使えるのだろうと思ったけど・・・と、考えがぐるぐる回ってしまったのだ。


ここに、Xilinxが認識している動作OSが載っていた。
https://japan.xilinx.com/products/design-tools/software-zone/embedded-computing.html#os

いろいろある。

Xilinxのgithubにはkernelが置いてあった。
今の最新は、4.9.0のようだ。
https://github.com/Xilinx/linux-xlnx/blob/master/Makefile

kernelだけあっても困るので、ディストリビューションになっているものがよい。
PetaLinuxがよいのか、FPGAマガジン No.12ではYocto ProjectのLinuxを動かしているので、それがよいのか。。。


まあ、試すのは無料だから、Yocto Projectをまずは試すことにする。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントありがとうございます。
スパムかもしれない、と私が思ったら、
申し訳ないですが勝手に削除することもあります。

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。