「ふふ、nRF51822には標準で使われるRTOSはなさそうだ。ここは私がTOPPERS/SSPを移植して、マイナー技術サイトから脱却するぜ」と思っていたかどうかは知らないが、TOPPERS/SSP周りを調べていた。
今朝、SWI0~5について調べていると、RTOSのことが出てきた。
いくつかOSが移植されているのは知っていたが、有名なものはないはず・・・
ん、ARM??
RTX Real-Time Operating System
いや、ARMがサイコーとか、そういうつもりはないのだが、IPの本家が出してきたとなると無視できない。
CMSISって、最初は評判がよくなかったような記憶があったので、全然気にしていなかったのだ。
そういう間に、世の中って動いていくのだね。
まずは、動かしてみよう。
ネットで情報が見つからなかったので、適当にやってみる。
まず、Keil v5を立ち上げよう。
どこかでソースだけダウンロードできるのかと思ったのだが、上記リンクの一番下に「MDKの全editionにソースがある」となっていたから、他ではダウンロードできないのだろう。
次に進めると、こういうダイアログが出てきた。
まず、Keil RTXにチェックを入れる。
そうすると、左下のValidation Outputに「これが足りない」みたいな警告が出てくる。
それに全部チェックし、s110にもチェックすると、また警告が出てきたので、全部にチェックする。
OKをすると、こういうプロジェクトができた。
何も考えず、そのままビルドすると、エラーが2つ出た。
お楽しみはこれからってところですかね。
nRF51822で検索していたから見つけられなかったのだが、ソースだけのダウンロードもできるようだ。
こちらにBSDライセンス版(無料)のダウンロード先があったので、ダウンロードしてみた。
ARM: 無料版 リアルタイムOS RTX OS : BSDライセンス: マイコン風雲録
CMSIS_RTOS_RTX_V4P70.ZIP (3,437K)
Monday, March 18, 2013
GCCでもビルドできるようなので、うまくいけば試すかも。
ただ、RTXがあまり情報に出てこなかったのが気になっている。
ARMのお仕事をしていないので気付いていなかっただけかもしれないが、状況は気になりますな。
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