RC-S710を使って搬送波検出回路を作るなら、
ダイオード、トランジスタ、モノマルチバイブレータ
がいるらしい(情報ありがとうございます!)。
さて・・・。
私は基本的に組込み屋さんのつもりではあるが、ほとんどソフトウェアにしか手を出していない。
仕事でいじったことがあるもの以外は、ほとんどわからん。
教えてもらった部品3つの中で、最初の2つはわかる。
問題は「モノマルチバイブレータ」なるものだ。
振動するのか?というくらいしか想像がつかない。
調べた範囲では、「モノステーブルマルチバイブレータ(mono-stable multi vibrator)」なのだろうと思う。
monoなのにmultiなのか、と思ったが、「マルチバイブレータ」の種類の1つとして「モノステーブル」があるということのようだ。
Wikipediaでは、チャタリング対策にも使われる、と書かれていた。
チャタリングというのは、よく「チャタる」とか「チャタってる」なんて言うが、短時間の間状態が安定しない状態(変な日本語)を指していると思っている。
よくあるのが、スイッチを指で押して、OFFからON状態になるまでの間だ。
単純なスイッチだと、電極と電極がショートすることで電気が流れる、というしくみだと思う。
でも、電極同士が近づくと、スパークしたりして押し終わる前にONになったりするかもしれないし、接点のショート具合があまりよくなくて、ON, OFF, ON, OFF, と繰り返してしまうかもしれない。
これをそのままソフトで動かしてしまうと、短期間の間にOFFとONをぱたぱたと切り替えたのと同じ動きをすることになり、ひどい場合にはソフトが異常を起こすだろうし、異常を起こさなかったとしてもユーザとしてはうっとうしい動作を見ることになるだろう。
どうでもいいことだが、昔ファミコンで「16連射!」とかあったと思うが、あれはチャタリング処理の下限かなにかだったのかね?
1秒間に16回ということは、1回につき62.5msec。
早いな。
ソフトでチャタリング処理をやろうとすると、どうしてもタイマを使わないといかん(と思う)。
N秒間の間に、同じ状態がM回続いたら「状態が安定した」とみなすのだ。
つまり、OFF→ONになったときにタイマを走らせ、タイムアウト時に状態を読み取って、ONだったらまたタイマを走らせるし、OFFになってたらなかったことにする。M回やってOKだったらONとみなす、とか。
こういうのは、無線の場合もままある。
今回のように「かざす」となると、距離が微妙な位置というところでかざされると、ON/OFFが激しく切り替わる可能性もある。
タグをR/Wにかざすなら、タグの角度とかによってはONと思っていたのにOFFになった、ということもあるだろう。
と、想像だけしてみたが、どうなんだろうね?
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