BLEというと、どうしてもiOS7から機能として載ってきたiBeaconの話が出てくる。
正直なところiOSに興味は無いのだが、別にのけものにする理由もないし、なによりも知らない人に話をしやすい。
私「BLEとかやりたいんですけど・・・」
上「なんじゃそりゃ?」
私「iPhoneに新しいiBeaconという機能があってですね・・・」
上「なにっ」
みたいな。
ネタがないときにお金を取りやすいっていうか。
まあ、そんな適当なことをやってばかりいると、ちゃんとやっているところが迷惑するから、少し調べておこうと思った次第だ。
iBeacon自体は、iOS7に載ってるから説明されているサイトが多い。
検索したらすぐ出てくるので、それを見るのが良いだろう。
iBeaconは、BLEとiOS7の組み合わせで動かすことができる、近距離の位置検出をするしくみと、それをPassbookに連携できるしくみのようだ。
iOSだけで完結するものではなく、「ビーコン」と呼ぶ外部装置がいる。
ある場所があるとしよう。
お店の中だったり、部屋の中だったり、ある程度の境界線がある場所だ。
その場所のあちこちに「ビーコン」を配置し、そのビーコンが出す無線信号をiOSが受信し、ある程度以上の無線信号の強さを検出すると「このビーコンが近距離にいる!」と判断してアプリに通知する、というしくみみたいだ(距離の判定は4段階みたい)。
アプリがバックグラウンドにいても通知を受け取ることはできるみたいで、ロック画面に表示するようだ。また、位置検出アプリ扱いなので、そのアプリが通知することを許可するかどうかをユーザに問い合わせるらしい。
iPhoneは仕事でしか使ってないし、携帯電話を持ち歩く習慣がない私なので何とも言えないが、ユーザがアプリを使ってくれるまで敷居が高いなあ、と思った。
それに、クーポンを表示するよう促したりとかそんなのだったら、「クーポンがあるから買いに行こう→通知されるとうっとうしい」、「なんとなく店に入った→アプリをインストールしてないのでわからん」という気がするので、販促にはあんまり効果が無いんじゃないかなぁ、という気がしたんだが、考えが浅いですかね。。。
iPhoneはビーコンを出す側にもなれるようだから、待ち合わせアプリとかつくれるんかな。
お互いでUUIDを決めて、片方がビーコン出すアプリ、もう片方がiBeaconアプリとしておくと、近くに来たらわかるとか。
まあ、UUIDが知らない人に漏れてしまうと危険な気はするがね・・・(UUIDの決め方は調べてない)。そんな用途ならiBeaconのしくみだけじゃない確認方法を用意すりゃよかろう。
BLE的には、単にAdvertisingのパケットにUUIDとかを載せるだけみたいなので、BLEのペリフェラルなら誰でもビーコン側になることができるんだろう。
ってことは、BLEスニファとかあれば簡単になりすませるというわけだ。
まあ、そこら辺はNFCの「NFCIDだけで個別識別しちゃいかんですよ」というお話と同じだ。
AndroidもBLEが使えるなら、ビーコンを受け取れるんじゃなかろうか。
Advertisingパケットの中身がコールバックされるんならできそうだが、どうなんだろうね。
http://www.aplix.co.jp/?page_id=7593
返信削除ビーコン端末の販売と、Android用のライブラリも公開されてます
ありがとうございます。
削除安いですね。
ビーコン端末って、Advertisingするだけだったら差別化しにくそうですね。