タイトル忘れたけど、福岡のNFC勉強会というか集まりというか、そういうのに行ってきた。
仕事のデバッグではまっていたので、会社から直接出かけた。
会社には私用PCは持ってけないので、スライドのデータだけ持っていくことにした。
スライドは一応作ったんだけど、半分寝ながら作っていたので、今回はSlideshareには置かないことにした。
内容は、ここ最近の状況ってことで、AndroidにHCEが載ったことと、RC-S390が出たことなんかをちょっと書いただけだ。
他の話で印象に残ったものをいくつか。
- Windowsの標準BTドライバはうまく使いにくい。
- そういえば、「32feet.NET」ってのがあったなあ、と今さら思い出した。
- nfc.scってよさそうなサービスなんだけど・・・話題にならないね。。。(過去記事)
- ビットコインはソースが公開されている
nfc.scはやったことがある、と話してしまったが、私が思ってたのはtapeeだった。
早急に調査してご報告いたします(仕事風)。
アンテナが携帯電話背面にあるけど、赤外線みたいに先っちょにあればかざしやすいのに、という話もあった。
使い勝手は別として、技術的にできるのかな?
たぶんだが、そうなるとNFCのタグ側もアンテナ位置を小さくして「ここに当ててください」みたいな事になるんじゃなかろうか。
「とりあえず全面をあわせれば読める」がよいか、「指定した場所に当てないといけないけどアンテナは小さくできる」がよいか。。。
あとは「アンテナが小さくても電磁波が強いので何とかできる」とかか。
NFC HACKSに出ていた距離とアンテナ巻数のグラフを見ると、パッシブでは距離を伸ばすのは難しいような気がした。
いつものことながら、最後は「NFCってどうなんだろう」みたいな話になった。
まーねー、そうよねー。
「かざす、という動作も意外と敷居が高い」という話は納得できるし、「決済するのなら、せめてかざすという行為をしないと気持ちがわるい(近づいただけでやられると、やだ)」というのもわかる。
じゃあ、決済以外でかざしても心理的に抵抗が少ないものはなんだろう?
社員証や学生証みたいな、証明系か。
扉がかざさないと開かないので、両手に荷物を持っていると開けづらいというのはあるんだけど、セキュリティ的にはそれくらい仕方ないかな、と思う。
それ以外、それ以外・・・指定席に座ったとき「本当に私はこの席で良いのかしら?」と不安に思ったときに、かざして確認できるとうれしいかも。
ちなみに私がNFCに手を付けた理由は、携帯電話からパソコンにデータを移すローカルな方法がほしかったからだ。
私はP906iっていうドコモの携帯電話を使っているのだが、カメラがついている。
うちにはデジタルカメラで一番ましなのが携帯電話のやつなので、それをパソコンに移動させたいことがある。
SDカードでやればいいんだけど、手間がかかってめんどくさい。
かといって、ネットにデータを置くのは金がかかる(私はパケット課金にしてる)ので、使いたくない。
実家に帰ると、光接続とか、ADSLとか、ISDNとか、そういうのが届かない地域なので、そういうのも考えるとローカルな手段が良い。
ローカルで転送となるとBluetoothがありそうなんだけど、P906iではBTでのファイル転送ができないようだ。
で、、残ったのがNFCというかFeliCaだった、というわけだ。
その形跡は、このサイトの最初がLLCPの話で始まるところなどに残っている。
当時は、LLCPとFALPの違いもわからなくてねぇ。同じようなやり方なんだろうと思ってたのだ。
懐かしい思い出だ。
あと、BLEのお話が少し聞けた。
ビーコン端末も見せてもらった。まあ、見た目上は普通のBLE端末と変わらんけど。
ビーコン端末って、ペアリングとかしなくてもよいから値段が安くできるんだろうな。
前ちょっと書いたが、BLEで遊ぶのに買ったSensorTagだけど、コードを書いて焼きたかったらIARのコンパイラしかなく、それが30万円くらいするらしい。
フリーで使えもするのだけど、リンクサイズに制限がかかり、BLEプロトコルスタックが既にリンクサイズを超しているから実質使えない、ということだそうだ。
でも、ビーコン専用であればプロトコルスタックを削りに削ればいけたりしないだろうか・・・?
と思ったが、プロトコルスタックはバイナリ提供だから手を入れられそうにない。
自分で書くという選択もあるんだろうけど、うーーーーーん・・・。
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