2013/05/26

なぜType 3 TagのAttribute Informationブロックに可変情報が含まれているんだろう

「なぜ」で始めると、その説明をするように見えるかもしれないが、そうではない。
純粋な疑問として書いているのだ。

何かというと、FeliCa LiteなどのType 3 TagのNDEFについてだ。
PAD0にはAttribute Informationということでいくつか情報を書くのだけど、そこにNDEFメッセージのバイト数を書き込むことになっている(書き込み中フラグもあるけど・・・まあそれは置いておこう)。

Type 2 Tagには、そういう可変情報はあまりない。
CC0にマジックナンバーを書き込むことで、NDEFのデータを含んだタグ、という意味になる。
CC0はCCブロックにあり、他にCC1~3もあるのだが、ここに書き込む値も固定値でよい。
だから、CCブロックに固定値を書き込んでブロックを書き込み禁止にすると、このタグはNDEF用にしてしまえるのだ。

しかし、Type 3 Tagのそういう情報はAttribute Informationにあり(といってもマジックナンバーなどはないが)、書き込むたびに更新せんといかんので、めんどくさい。
ただでさえシステムコードとかブロックリストとかでめんどうなのだから、もうちょっとデータ自体へのアクセスを簡単にできたら、Type 3 Tagも使いやすくなるんじゃなかろうか。

 

と思ったが、NXPのMIFARE Classicもアクセス方法は十分面倒だと思うが、かなり普及している。
やっぱり、最後は値段なのか。。。

そんなわけで、早くFeliCa Lite-Sがスイッチサイエンスさんから販売されないかな-、と期待している私であった。
ほら、Lite-Sの方が安価にできるという話だし。
そうじゃないとしても相互認証ができるんだから試したくなるではないか(片側認証とは違うアルゴリズムっぽいが)。

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