以前から、ユースケース図がうまく描けないという自覚がある。
普段作るような自分用ツールだと、自分で仕様を決めて作るだけなので必要性はないのだけど、お仕事だと曖昧なところがあると困るので、使えるものは何でも使いたい。
自分で書いていて思うのは、油断すると変に細かく書きすぎてしまう、ということだ。
例えば、いま作ろうとしているBLEとFeliCa Plugをつなげたようなシステムは、こんな感じだ。
これは、かなりがんばって削ってみた結果だ。
その少し前は、「搬送波を・・・」とか「割込が・・・」とか、要求仕様と機能仕様と実装観点がごちゃまぜになっていたのだよ。
なんでそうなるかというと、何を作りたいのか私もよくわかっていない、というところがあるか。
ハードのところや、ミドルのところまで、アプリも少しは考えているんだけど、全体として「何をやりたいか」が決めきれていないのだ。
今回で言うと、使うのはBLEとFeliCa Plugなんだけど、そこから出た最初の企画が「BLEとFeliCa Plugをつなげてみたい」で、それ以上のものが何もないのだ。
「FeliCa Plugだから、相手はNFC R/Wしかない」とか「とりあえずスマートフォンにはつながないとな」とか、そういうぼんやりとした考えしかないのが、ユースケース図にも現れているような気がしてならない。
よくある例だと、自動販売機。
使う人は「商品を買う」が目的なので、それをユースケースにする、という紹介があった。
うーん、これは自動販売機というものの仕様がかなり確定してからじゃないと出てこない気がする。
それまでは、要求したい仕様自体の洗い出しを先にやるのかね。
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