2015/09/27

IoTとは何だろうか

急に、IoTってなんだろう?という疑問が出てきた。
NFCとかBLEとか調べているけど、私としてはIoTは意識していない。
このブログで、インターネットのことが出てきたことはほとんどないんじゃないかね。

とはいえ、用語としてはよく聞くので、自分なりに考えておこう。


何の略か

Internet of Things。
「モノのインターネット」と呼ぶようだ。

で?

インターネットは、いまのインターネットでよいとしよう。
では「モノ」は?
いまのところインターネットにつながっていないものを「モノ」と呼んでいるようだ。

うちには、タブレットとかパソコンがあるけど、それはインターネットにつながっているから「モノ」じゃないのだろう。
そういうのと縁がなさそうな、扇風機とか電気ポットとか、あるいは枕とか本棚とか。
カーテンレールとか筆立てとか、そういうのを「モノ」と呼ぶような感じがする。

 

モノがインターネットにつながってどうするのか?

どうするのがいいのだろうね。

たとえば、扇風機に何かつけて、インターネットに接続したとしよう。
ネット経由で電源の入り切りができたとしても、使わないだろう。
風量の調節だってそうだ。
だから「既存の機能がネットで使えるようにする」というのは、たぶんIoTの目指すものとは違うような気がする。

「部屋の温度を監視したりエアコンの動作とかを判断して、扇風機を入り切りする」だとそれっぽい。
が、そういうのは別にインターネットにつながってなくても、宅内で集中管理するしくみがあればできるだろう。
わざわざインターネットにする必然性がなさそうだ。
まあ、新しくネットワークを作るよりはインターネットの方が楽、ということはあるかもしれない。

私にはちょっと思いつかないのだが、この辺がアイデアというか、売り物になっていくことなのだろう。
あまり技術に入れ込んでない人の方が得意かもしれない。
特に私のように、あまり出歩かなかったり、生活に不便を感じない人には思いつきにくい気がする。

ただ、この距離感というのは場合によりけりだろう。
私はまだいろいろ歩けるので、買いものに行ったり、玄関を開け閉めしたりしても苦にならない。
これが、腰を痛めるなどして歩けなくなってしまうと、玄関がものすごく遠くなってしまうだろう。
そうなると、また新しい見え方をするんじゃなかろうか。
つまりまあ、想像力ってことでしょうかね。

 

まとめ

もう、まとめになってしまった。   

  • IoTは、あまりインターネットと縁がなさそうなものをインターネットにつなげること。
  • せっかくインターネットにつなぐなら、その意味がないとIoTと呼んでもらえなさそう。
  • 行動範囲が狭い人には、あまり縁がないかも。
  • 想像力が大切だろう。


うん、あまりよくわからなかったよ。
私があまりスマートフォンとか使わないし、そもそも外出しないし、そういうのがピンとこない原因かもしれん。

なんとなく、

  • 何もないモノだから、センサーつけないと情報が取れない!
    • センサー部品を売りこめ~
  • インターネットにつながってないから、ネットにつなげる手段用意しないと!
    • 無線でつなぐ部品を売りこめ~
  • インターネットといえば、やっぱりクラウドでしょう!
    • クラウドを売りこめ~

みたいな感じがしてしまった。
まあ、検索で出てきた上位の方だから、そういう売り込み系が目立っただけかもしれんが。

 

そうねぇ、私が期待するようなのは、

  • 近所の人で朝出勤する人のうち、何%がコートを着始めたかによって「そろそろコートを着てもいいよ」と思わせてくれるデバイス
    • 自分一人が先に着ると、負けた気がするから
    • まあ、寒ければ着るだけなので、ちょっと知りたいかな、という程度
  • その逆で、春先になってコートを着なくなった人の割合もわかるとか
  • 玄関に空気の成分を分析するようなデバイスで、臭いが変だったら「この臭いにはこんな消臭剤がよさそうですよ」とか言ってくれる。
    • 消臭メーカーとつるんでいそうな感じがするが、そこはうまいことやってくれる

みたいな、生活に近いところかな。
流行に乗ったりはしないけど、どういう候補があるのかよくわからないような、つまり「詳しくない分野」に食い込んでくれるとうれしいのだ。
それがIoTなのかどうかってのはよくわからんが、ローカルで解決しにくいことに応用しないとインターネットを使ってもねぇってなりそうなので。
例に挙げた消臭剤だって、別に消臭剤がなくなってきたかどうかなどは知りたくないのだ。

自分にとって詳しくない分野はたくさんあるのだけど、それに気付かせてくれるようなモノがいいんじゃなかろうか。

4 件のコメント:

  1. >「部屋の温度を監視したりエアコンの動作とかを判断して、扇風機を入り切りする」だとそれっぽい。
    >が、そういうのは別にインターネットにつながってなくても、宅内で集中管理するしくみがあればできるだろう。
    >わざわざインターネットにする必然性がなさそうだ。
    ここにさらにwebの天気予報APIと組み合わせて精度を高めたりとか、
    田舎に住んでる両親と生活感を共有したりとか、
    データそのものをクラウドに集約しまくって、bigdataになったそれを今流行のAIとか使って「冷房を下げすぎているあなたはなこんな病気のリスクが有る」って提案したりとか、
    そういうのがあるかもしれんっすね!

    返信削除
    返信
    1. なるほど、まだまだ甘かったです。。
      同じ方向だけで考えるんじゃなくて、ねじれの位置にありそうなデータと絡めてみたりするのですな。
      なんか、そういうのがぱっと思いつかないんですよねぇ。

      削除
    2. でもまだそこまでやってる製品って見ないっすねwww
      これからかなー。

      削除
    3. むむ、まだやってるのが少ないってことは、今やれば目立つってことですね!
      やっぱりお遊びでやるにしても、真面目にはやりたいところ。
      とはいえ、思いつかないで何もしないよりは、実際にやってみて失敗した方が得るものが多い気がしますね。

      削除

コメントありがとうございます。
スパムかもしれない、と私が思ったら、
申し訳ないですが勝手に削除することもあります。

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。