急に、IoTってなんだろう?という疑問が出てきた。
NFCとかBLEとか調べているけど、私としてはIoTは意識していない。
このブログで、インターネットのことが出てきたことはほとんどないんじゃないかね。
とはいえ、用語としてはよく聞くので、自分なりに考えておこう。
何の略か
Internet of Things。
で?
インターネットは、いまのインターネットでよいとしよう。
では「モノ」は?
いまのところインターネットにつながっていないものを「モノ」と呼んでいるようだ。
うちには、タブレットとかパソコンがあるけど、それはインターネットにつながっているから「モノ」じゃないのだろう。
そういうのと縁がなさそうな、扇風機とか電気ポットとか、あるいは枕とか本棚とか。
カーテンレールとか筆立てとか、そういうのを「モノ」と呼ぶような感じがする。
モノがインターネットにつながってどうするのか?
どうするのがいいのだろうね。
たとえば、扇風機に何かつけて、インターネットに接続したとしよう。
ネット経由で電源の入り切りができたとしても、使わないだろう。
風量の調節だってそうだ。
だから「既存の機能がネットで使えるようにする」というのは、たぶんIoTの目指すものとは違うような気がする。
「部屋の温度を監視したりエアコンの動作とかを判断して、扇風機を入り切りする」だとそれっぽい。
が、そういうのは別にインターネットにつながってなくても、宅内で集中管理するしくみがあればできるだろう。
わざわざインターネットにする必然性がなさそうだ。
まあ、新しくネットワークを作るよりはインターネットの方が楽、ということはあるかもしれない。
私にはちょっと思いつかないのだが、この辺がアイデアというか、売り物になっていくことなのだろう。
あまり技術に入れ込んでない人の方が得意かもしれない。
特に私のように、あまり出歩かなかったり、生活に不便を感じない人には思いつきにくい気がする。
ただ、この距離感というのは場合によりけりだろう。
私はまだいろいろ歩けるので、買いものに行ったり、玄関を開け閉めしたりしても苦にならない。
これが、腰を痛めるなどして歩けなくなってしまうと、玄関がものすごく遠くなってしまうだろう。
そうなると、また新しい見え方をするんじゃなかろうか。
つまりまあ、想像力ってことでしょうかね。
まとめ
もう、まとめになってしまった。
- IoTは、あまりインターネットと縁がなさそうなものをインターネットにつなげること。
- せっかくインターネットにつなぐなら、その意味がないとIoTと呼んでもらえなさそう。
- 行動範囲が狭い人には、あまり縁がないかも。
- 想像力が大切だろう。
うん、あまりよくわからなかったよ。
私があまりスマートフォンとか使わないし、そもそも外出しないし、そういうのがピンとこない原因かもしれん。
なんとなく、
- 何もないモノだから、センサーつけないと情報が取れない!
- センサー部品を売りこめ~
- インターネットにつながってないから、ネットにつなげる手段用意しないと!
- 無線でつなぐ部品を売りこめ~
- インターネットといえば、やっぱりクラウドでしょう!
- クラウドを売りこめ~
みたいな感じがしてしまった。
まあ、検索で出てきた上位の方だから、そういう売り込み系が目立っただけかもしれんが。
そうねぇ、私が期待するようなのは、
- 近所の人で朝出勤する人のうち、何%がコートを着始めたかによって「そろそろコートを着てもいいよ」と思わせてくれるデバイス
- 自分一人が先に着ると、負けた気がするから
- まあ、寒ければ着るだけなので、ちょっと知りたいかな、という程度
- その逆で、春先になってコートを着なくなった人の割合もわかるとか
- 玄関に空気の成分を分析するようなデバイスで、臭いが変だったら「この臭いにはこんな消臭剤がよさそうですよ」とか言ってくれる。
- 消臭メーカーとつるんでいそうな感じがするが、そこはうまいことやってくれる
みたいな、生活に近いところかな。
流行に乗ったりはしないけど、どういう候補があるのかよくわからないような、つまり「詳しくない分野」に食い込んでくれるとうれしいのだ。
それがIoTなのかどうかってのはよくわからんが、ローカルで解決しにくいことに応用しないとインターネットを使ってもねぇってなりそうなので。
例に挙げた消臭剤だって、別に消臭剤がなくなってきたかどうかなどは知りたくないのだ。
自分にとって詳しくない分野はたくさんあるのだけど、それに気付かせてくれるようなモノがいいんじゃなかろうか。
>「部屋の温度を監視したりエアコンの動作とかを判断して、扇風機を入り切りする」だとそれっぽい。
返信削除>が、そういうのは別にインターネットにつながってなくても、宅内で集中管理するしくみがあればできるだろう。
>わざわざインターネットにする必然性がなさそうだ。
ここにさらにwebの天気予報APIと組み合わせて精度を高めたりとか、
田舎に住んでる両親と生活感を共有したりとか、
データそのものをクラウドに集約しまくって、bigdataになったそれを今流行のAIとか使って「冷房を下げすぎているあなたはなこんな病気のリスクが有る」って提案したりとか、
そういうのがあるかもしれんっすね!
なるほど、まだまだ甘かったです。。
削除同じ方向だけで考えるんじゃなくて、ねじれの位置にありそうなデータと絡めてみたりするのですな。
なんか、そういうのがぱっと思いつかないんですよねぇ。
でもまだそこまでやってる製品って見ないっすねwww
削除これからかなー。
むむ、まだやってるのが少ないってことは、今やれば目立つってことですね!
削除やっぱりお遊びでやるにしても、真面目にはやりたいところ。
とはいえ、思いつかないで何もしないよりは、実際にやってみて失敗した方が得るものが多い気がしますね。