2011/12/17

[dep]nfcpyを読む

またまたNFC-F Developers' Blogからだが、こんな記事があった。

http://blog.felicalauncher.com/en/?cat=5

 

Dynamic Tag(FeliCa Plug)の説明もあるが、真ん中に「nfcpy open source project」という項目がある。
以前書いたが、nfcpyのサイトには「RC-S330でLLCPできた」とあった。
リンク先にあるPDFを見ると、p20に構成図がある。
libusbを使い、デバイスドライバはpn53xとかipsimとかになってて、RC-S956は出てきていない。

p.33を見ると「not restricted」とある。
「We can provide」とあるけど、Weって誰なんだろう。
資料元がSONYさんなので、SONYの人?
ってことは、nfcpyはSONYさんが技術提供しているのか?と思ったけど、そういう記述は見つけてない。
うーむ。

このPDFを作っている一人のStephen Tiedemann氏は、nfcpyプロジェクトをlaunchpad.netに登録した人みたいだ。
launchpad.netは「software collaboration platform」というところのようだ。
なんというか、sourceforgeみたいなものかしら。

SONYさんとは直接関係はないけれども、中の人がやってるオープンソースプロジェクトだ、というところでよいのかな。


ならば、ということでTgInitAsTargetをどう処理しているのか見てみた。
libusbを使っているので、データの扱いは素のRC-S956のはずだ。

どうやら、Modeを見ていない。
GetGenralStatusして、その戻り値の一部でDEPかどうかを判断し、PN53x系と同じ処理になるようにModeのDEPフラグをONにしているようだ。

ほほー。
この情報は大きい。
nfcpyのRC-S956ドライバはPN53xドライバを継承して作っているようなので、RC-S956でオーバーライドしている機能がPN53xとの差分と考えて良かろう。

 

ならば前回気になったDiagnoseを見ておこう。
・・・同じようなコマンドが使えそうだ。
そして最初に考えていたのと同じく、戻り値にテストコマンド番号がひっつかないタイプみたいだ。
PN53xでは、先頭を外して戻り値を返しているようだから、間違ってなかろう。
まあ、深く考えないことだ。

 

こういう、ソースファイルを使わせてもらうわけではないが、中身を読んで参考にする場合はどういう扱いになるのだろう?
「ありがとう」っていう紹介をしておけばいいのかね。


Phythonのソースは初めて読んでみたが、案外わかりやすい。
スクリプト系は苦手なので拒絶しがちなのだが、食わず嫌いはいかんな。

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