ISO/IEC 14443のドキュメントを読み始めた。
といっても、JIS X6322なので、少しは違うところがあるかもしれん。
最初に「特許には自分で注意してね」と書いてあって心配したが、私はカードを読みたいだけだから大丈夫だろう。
あんまりしっかり読むつもりはなく、またTypeBのところだけ読めばよい。
と思ったが、TypeAのところも興味深かった。
特にUID(NFCID1)のシングル(4byte)の説明。
MIFAREのカード仕様書なんか読んでいると、UIDの取得に何回か分けて読み込んでいる。
これが「カスケード」というやつ。カスケードになっている目的は、PICCの衝突を起こしやすくするためらしい(よくわからない…)。
シングルUIDの先頭バイトには、意味があるらしい。
0x08の場合は、残り3byteは動的に発生された乱数、という意味らしい。
そこでようやく、RC-S620/Sの動きに納得がいった。
ターゲットになるときUIDの後ろ3byteを指定できるようになっているのだが、「先頭は自動的に0x08になります」という動作になっているのだ。
当時は何気なく見過ごしていたけれども、そういう意味があったんだねぇ。
(手書きのコメントには「TPEの場合は0x08」と書いていた。)
というところで満足したので、今日はここまで。
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