NordicのnRF5 SDK v12.1.0がリリースされた。
https://developer.nordicsemi.com/nRF5_SDK/nRF5_SDK_v12.x.x/
オフラインドキュメントも更新されている。
SDKとしてはv12.0.0も残っているのだが、Infocenterの方はv12.0.0のサイトにv12.1.0のことが書かれているので、v12.0.0は取り消し扱いなのだろう。
リリースノートによると、こういうところか。
- S132 v3.0.0のserializationを追加し、S132のserializationはやめた
- nRF52832のエラッタ反映
- 対応SoftDevice
- S130 v2.0.1
- S132 v3.0.0
- S212 v2.0.0
- S332 v2.0.0
あまりぱっとしないのだが、マイナーバージョンを上げてまでアップするものだったのだろうか?
差分を見ると・・・ああ、そういうことか。
エラッタ反映がexamplesのほぼ全体に及んでいるんだ。
components/toolchain/system_nrf52.cだけなのだろうけど、Keilはビルド時にファイルをコピーしてくるようになっているのか、その差分が見えていた。
また、MDKも関係しているようで、プロジェクト設定がv8.9.0に上がっていた。
私はgccだから関係ないのだが、MDKを使っている人は注意した方が良かろう。
それ以外にも、細々した修正が入っている。
浮動小数点の扱い方を修正していたり、サンプルでタイマを止め忘れている箇所があったり。
APIの変更はなさそうなので、そのまま差し替えてもよさそうな感じだ。
いつものことながら、ヘッダファイルの変更が多い。
何かというと、コメントが間違っていたり、誤字修正だったり、改行位置を修正していたり。
いや、正しく直しているのだからよいけれども、ファイルが多すぎて全部見る気になれない。。
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