CQ出版のInterface誌にあった、NXPのプレゼントに応募したら当たった。
ありがとう!
今日、届いた。
モジュールは、こうなっている。
ものは、こちらだ。
NFC Development Kits for Arduino and more|NXP
"Arduino and more"の、moreは、Raspberry PiとBeagle Bone Blackで、これはRaspberry Pi版だ。
細かい名称は「OM5578/PN7150RPI demo kit」のようである。
一番上のボードが本体で、OM5578/PN7150S。
PN7150というNFC Controller Baoardのようだ。
その下の基板が変換用で、これはOM29110RPIと呼ぶようである。
立派な足とピンが付いているが、この足があるとRaspberry Pi(ノーマル)だと部品が当たって載せられない。
足を外してくれ、とPDFには書かれていた。
面倒だったので、今回はRaspberry Pi2を使っている。
使い方というか、デモの動かし方を載せておこう。
まず、Raspberry PiのSDカードイメージをダウンロードする。
今日(2017/01/18)の時点では、OM5578-PN7150S_Rpi_Linux_demo_v1.1.zipだった。
https://nxp.app.box.com/v/OM5578-PN7150RPI-Linux
これはRaspberry Piの公式ページが配っているのと同じ形式のimgファイルのようで、公式ページに載っているやり方でSDカードに展開するとよいだろう。
うちはだいたいUARTでRaspberry Piをつないでいたのだが、このボードは全部ピンをふさいでしまうので、まずはボードを載せる前にUARTで起動して、WiFiの設定をしてSSHでログインできるようにしてからボードを載せた。
HDMIやキーボードなどで動かせるなら、その辺は気にしなくてよいかも。
あとはAN11758(PDF)に載っているようにやっていけばよい。
立ち上げても特にアプリが起動するわけではないので、コンソールから操作することになる。
が、このボードはI2C制御するのだが、デフォルトではI2Cが無効になったままかもしれない。
sudo raspi-configでI2Cを有効にするとよかろう。
今回使ったimgだと、「9 Advanced Options > A7 I2C」でOKにすればよい。
そしてもう1つ。
LD_LIBRARY_PATHの設定がないようで、そのままだと共有ライブラリがないというエラーになった。
export LD_LIBRARY_PATH=/usr/local/lib
などとするとよいかな。
"nfcDemoApp"はパスがあるところに置かれているようで、引数を付けて実行すると動く。
たとえば、pollだとこうなる。
付属するカードをかざすと、こうなる。
インストールされているアプリは、/home/pi/linux_libnfc-nciに入っているようだ。
githubにも上がっているようである(PDFはリンク先が切れているのだ)。
https://github.com/NXPNFCLinux/linux_libnfc-nci
しかし、このアプリってどうやってRaspberry PiのI2Cを使ってるのだろう?
I2Cを無効にすると「NfcService Init Failed」と出てくるから、/dev/i2c-1を使っているとは思うのだが。
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