2012/04/30

[fm3]まず半田付けから始めよ

CQ出版のInterface誌付録LPC-2388基板でFeliCa Plugを動かすことができた。

せっかくなので、先月発売されたInterface誌のFM3基板でも動かしてみようではないか。
・・・と思ってしばらくぼやぼやと考えていたが、考えるよりもやってしまうことにした。

FM3というのは富士通のマイコンで、ARMのCortex-M3コアだそうだ。
見た目は、でかい。
仕事で使ってるマイコンの4倍くらいある。
まあ、ピン数が176本もあるから仕方ないか。


前回の反省から、SPI接続については事前に調べることにした。
LPC-2388は偶然にも、MOSIをHiZにすることができたのでなんとかなったが、全部のマイコンがそんなわけでもない。

私が調べたところでは「PZRレジスタ制御可能」となっている端子だけがHiZにできる。
ハードウェアマニュアルp.56の「入出力回路形式 分類I」というものだけがHiZにできるようだ。

FM3はSPIのMOSI/MISO/SCKという名称ではなく、SOT/SIN/SCKという名称になっているようだ。
そもそもSPI専用というわけではなく、マルチファンクションシリアル、というもののようだ。

SOTピンで入出力形式が分類Iになっているものを探すと・・・SOT1_2とSOT6_2だけみたいだ。
アンダーバーの左側がチャネル、右側がリロケーションポート番号。
リロケーションポート番号というのは、同じ機能を別のポートに割り振ることができますよ、ということらしい。
ここでいえば、例えばシリアルのチャネル1出力はSOT1_0, SOT1_1, SOT1_2の3つがあって、ここから好きなピンを使えば良いのだろう。


予想で図面を引っ張った。
さて、今回もちゃんと動いてくれるだろうか?

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