CQ出版のInterface誌付録LPC-2388基板でFeliCa Plugを動かすことができた。
せっかくなので、先月発売されたInterface誌のFM3基板でも動かしてみようではないか。
・・・と思ってしばらくぼやぼやと考えていたが、考えるよりもやってしまうことにした。
FM3というのは富士通のマイコンで、ARMのCortex-M3コアだそうだ。
見た目は、でかい。
仕事で使ってるマイコンの4倍くらいある。
まあ、ピン数が176本もあるから仕方ないか。
前回の反省から、SPI接続については事前に調べることにした。
LPC-2388は偶然にも、MOSIをHiZにすることができたのでなんとかなったが、全部のマイコンがそんなわけでもない。
私が調べたところでは「PZRレジスタ制御可能」となっている端子だけがHiZにできる。
ハードウェアマニュアルp.56の「入出力回路形式 分類I」というものだけがHiZにできるようだ。
FM3はSPIのMOSI/MISO/SCKという名称ではなく、SOT/SIN/SCKという名称になっているようだ。
そもそもSPI専用というわけではなく、マルチファンクションシリアル、というもののようだ。
SOTピンで入出力形式が分類Iになっているものを探すと・・・SOT1_2とSOT6_2だけみたいだ。
アンダーバーの左側がチャネル、右側がリロケーションポート番号。
リロケーションポート番号というのは、同じ機能を別のポートに割り振ることができますよ、ということらしい。
ここでいえば、例えばシリアルのチャネル1出力はSOT1_0, SOT1_1, SOT1_2の3つがあって、ここから好きなピンを使えば良いのだろう。
予想で図面を引っ張った。
さて、今回もちゃんと動いてくれるだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
スパムかもしれない、と私が思ったら、
申し訳ないですが勝手に削除することもあります。
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。