nRF51822を無料の開発環境で使いたいとなったとき、Keil(制限有り)かgcc+gdbになるだろう。
私はgcc+gdbなのだが、環境を作る情報がはっきりしない。
Nordic社のPDFが正しいのだろうと思っていたけど、どうもそれではうまく行きにくい。
それを懸念したのかどうかわからないが、Nordic Developer Zoneのブログに記事が出ていた。
Documentation and Resources for Eclipse Development
ただ、この記事は現状のまとめみたいなもので、「ここにはこう書いてあるけど、最新の情報ではない」とか「こっちはこういう感じだ」と書かれているだけで、どうもはっきりしない。
nAN-29 Development with GCC and Eclipse
- Windows向けに書かれているので、LinuxやOS Xの人は読み替えしていく必要あり
- GNU ARM Eclipse Plug-insを使っていないし、SEGGER J-Link Eclipse pluginを使っていない。managed buildではなくmakefileを使っている
- SDK 7.1.0向けにアップデートされていない
- OS X上でEclipseを使うのであれば、ツールのリストは役に立つだろう
Development with Eclipse and GCC
- nAN-29を参照しているが、多少アップデートされている。SEGGER J-Link pluginを使うようにしているところがよい。
- managed buildではなくmakefileを使っている
- SDK 7.1.0向けにアップデートされていない
- Windows用のコマンド(“make flash”など)はOS Xでは使えない
Getting started with nRF51 development on Mac OS X
- Eclipseについて書かれている記事ではないが、MacでGCC + makefileで開発する際のよい情報が書かれている
- SDK7.0.0向けにアップデートされている
- OS X上でSEGGER J-Link toolsを使ったFLASH書き込みについて書かれている
Software Development with nRF51 Series Bluetooth® Low Energy SoC
- nRF51-DKではなく、IMM-NRF51822モジュールでの使用方法が書かれている
- SEGGER J-LinkではなくOpenOCDを使うようになっている
- サードパーティのEHALソースツリーを使っている(なぜそれが必要なのかわからない)
こんな感じで書かれているので「こうやるとよいのだよ」というのは出てこない。
うちは、こういう環境で使っている(2015/01/09)。
- gccは、CodeBenchから最新版を取ってきた
- eclipseは、LUNA
- eclipse pluginなどはこちら
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