先月のInterface誌にQtのことが載っていた。
そうだ、Qtしよう!
と思い立ったわけではないのだが、新年も始まったことだしちょうどいいんではなかろうか。
現在のQt最新版は、4.8である。4.8.0、が正式なのかな。
しかし、ダウンロードページにいくと、Qt 4.7.4、と書いてある(2012/01/08現在)。
うーむ。
ダウンロードページの構成は、
- Qt SDK
- Qt Library
- Qt Creator
の順で並んでいる。
Qt Libraryの方には、4.8.0がある。
では、これをインストールしてみる。
ウィザード形式で進んでいくのだが、途中で「MinGWがない」と言われた。
4.8.0をインストールするに当たって、以前インストールしていたQt SDKをアンインストールしていたのだ。
MinGWは、4.8.0のダウンロード先にリンクが貼ってある。
先にそっちを展開しておいた方がいいかもしれん。
インストールすると、こんなメニューになった。
Designerは、こんな画面。
Qt Creatorも似たような感じだったような気がしたので、インストールした。
2.4.0だ。
Designerが画面作成のみに対して、Qt Creatorはプロジェクト管理を兼ねている。
「Qt 4.8.0 (Build Debug Libraries)」を実行すると、perlがないといわれた。
cygwinが入っているので、qtvers.batにcygwin\binを追加してやると、うまく進んでいる。
しかし、30分くらいしてエラーとなった。
mingw32-makeしているところなのだが、includeするのにVC6のファイルを読んでいる。
(そう、私はVC6を持っているのだ。)
VC6をインストールすると、環境変数includeにVC6のパスを書き込んでいる。
どうやら、それを-Iで見ているようだ。
就職してから、フリーのコンパイラが出てくるまでの間に私を育ててくれたVC6だが、そろそろ別れを告げるときが来たのかもしれない。
あまり考えずに実行させているけど、これはQtのライブラリ内をデバッグできるようにする作業だと思う。
んで、環境変数includeを消してからビルドし直しているけど、1時間しても終わらないので、この記事を投稿してしまいます。
終わってから結果まで書きたかったのだけど、疲れました。。。
酒を飲みながら待ってたけど、まだ終わらん。
何となくプロセスを見てみたのだが、結構深いな。
まあ、別に深いから悪いってことはないのだけど。
Windows XP SP3 32bitなので、64bit CPUかつメモリ6GBを生かし切れていないのは確かだ。
というよりも、私がQtの中までデバッグするかっていうと、しないと思う。
なら、このビルドは意味がないんじゃないの?という気がしなくもない。
が、ビルドすることに意味がある、ともいえる。
気持ちの問題だな。
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