私はNFCリーダライタとして、SONYのRC-S370とRC-S620/Sを持っている。
RC-S370は、USB接続である。
そのため、通信するにはドライバが必要になる。
RC-S620/Sは、組み込み用なのでケーブルなどは特殊ではあるが、シリアル接続である。
よって、シリアルをうまく扱いさえすれば、ドライバを書かずにアクセスできる。
SONYのリーダライタだけでなく、他のリーダライタも似たような感じだと思う。
通信の方法と、通信データがわかれば、どうにかして使うことができる。
私は、RC-S620/SにCP2102を接続して、パソコンとつなげている。
シリアルになれば、プログラムを書くのが比較的楽になる。
いや、動作を見たいだけであれば、プログラムを書く必要もない。
RC-S620/Sのプロトコルをバイナリファイルで作成して、TeraTermなどで送信するだけでいいのだ。
プロトコルが正しければ、リーダライタは応答を返してくれる。
正しくなければ、おそらく無応答だ。
無応答なのは、セキュリティのためだろうね。
と、この流れでプロトコルの話までしたいところだが、そうはいかない。
RC-S620/Sのドキュメントには、プロトコルのことは載っていないのだ。
簡易マニュアルにはいくつか書かれているが、それを説明してもしかたあるまい。
この1年で、NFCドライバをいくつか見てきたので、書かれていないプロトコルもいくつかわかっている。
が、そういうものを記事に書くのは、ちょっと気が引けるのだ。
PN533ならプロトコルのドキュメントが入手できるならいいけど、PaSoRiなどは入手できないからだ(私も持ってないよ)。
入手できないからこそ説明するんじゃないか!と言われそうだが、曖昧な情報を流すのもいやなものなのだ。
それに、著作権とかいろいろと関係しそうな気がするので、及び腰になってしまう。
まあ、私も1年くらいかけてずいぶんとわかった気がするので、興味がある方も1年くらい眺めていれば、習わぬ経を読む、ではないけど身についてくると思う。
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