2017/09/03

[zybo]PetaLinuxでDigilentのチュートリアルが動かん (17)

前回の動かん(16)では、xparameters.hにアドレスの定義が載っていることを確認した。

では、ソースに直接書く方法から、includeして参照する方法に変更しよう。
と書き換えたものの、xparameters.hをincludeしてくれない。。。


xparameters.hは、この2箇所にあるのだが、使うのは前者だ。

components/plnx_workspace/fsbl_bsp/ps7_cortexa9_0/include/xparameters.h
components/plnx_workspace/fsbl_bsp/ps7_cortexa9_0/libsrc/common_v1_00_a/src/xparameters.h


パスを継ぎ足していったのだが、componentsから書いても見つからない。
どこからかの相対パスで指定したいのだが、どこから書いてよいものかもわからん。

あきらめてモジュールのソースファイルと同じ場所にコピーしたのだが、それでもダメだ。
カレントディレクトリすら参照してくれないというのか!


と思ってfindすると、実際にビルドするディレクトリはproject-spec/meta-user/recipes-modules/led8drv/filesではなく、build/tmp/work/plnx_arm-xilinx-linux-gnueabi/led8drv/1.0-r0という場所にファイルをコピーして行っているようだ。
そして、filesにあるファイルをすべてコピーしているわけではなく、xparameters.hなどはコピーされていないため、参照できていない、ということらしい。

じゃあ、何を書き換えたらよいかというと、bbファイルを変更するとコピーしてくれるようだった。

SRC_URI = "file://Makefile \
            file://zybo_gpio.c \
            file://xparameters.h \
            file://xparameters_ps.h \

        file://COPYING \
           "

これで、取りあえずはファイルをコピーしてくれてビルドもできるようにはなった。
だが、ファイルを手動でコピーする手間がかかるし、なにより格好が悪い。


PetaLinux Tools User Guide(UG977 v2014.2)にはpetalinux-configで更新できるようなことが書いてあるのだが、最近ではこのドキュメントは更新していないようだし、やってもダメだった。
きっと、ちゃんとしたやり方があるのだろうとは思うが、わからんのだ。
SDK内であれば何かありそうなのだけど、PetaLinuxのところだけでやりたいのだよなぁ。

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