2017/07/23

[zybo]PetaLinuxでDigilentのチュートリアルが動かん (5)

動かん(4)の続き。

前回は、BOOT.BINやimage.ubを作るところまで。
今回は、ドライバを作るところだ。


Solved: How to write a petalinux device driver - Community Forums
The XDMA Framework For The DMA330 DMA Engine - drivers-sessions1-2-public.pdf

古いのかもしれないが、PDFのp.20にコマンドが書かれていた。
"petalinux-create -t modules -n <名前> --enable"で作るようだ。
このコマンドは、PetaLinuxのプロジェクト内で実行しないとエラーになる。

名前を「led8drv」にしたら、project-spec/meta-user/recipes-modules/led8drv、というところを用意してくれた。
この辺りはPDFと違うところだな。


今回はInterface誌のzybo_gpio.cをそのまま使うことにする。
Makefilとled8drv.bbに載っているファイル名を書き換えた。
あとはビルドなのだが・・・petalinux-buildすることにした。
単体でもできるのかもしれんが、petalinux-buildすればimage.ubに入ってくれるんじゃないの?

入ってくれんかった。
createで作ってくれたテンプレートの中にREADMEもあったので、読もう。


まず、rootfsのbuildがいるようだ。

$ petalinux-build -c rootfs

そうするとmenuconfig画面が出てきて、"modules"を見ると今回作ったドライバが入っていた。

image

あとは、順番に実行せんといかんのか。

$ petalinux-build -c kernel
$ petalinux-build -c rootfs/led8drv

エラーになる。

ERROR: Nothing PROVIDES 'rootfs/led8drv'

ファイルを置き換えるだけではダメなのかと思ったが、元に戻してもエラーが出る。
既にあるGPIOのドライバと重複したからかもと考えたが、それだったらこういうメッセージにはならんよなぁ。


うーん・・・。
今週はこれでおしまいだ。

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