バージョンのことはひとまず置いて、ビルドのことに戻ろう。
W-ROOM02は、4MBのSPI-FLASHがつながっている。
SDKのUser Manualでは、4MB時のメモリマップが2つ用意されている。
FOTAありと、FOTAなしだ。
FOTAあり
FOTAなし
Irom0text.binは、正式名称「eagle.irom0text.bin」で、実行するコードが入ったものだろう。
Flash.binは、正式名称「eagle.flash.bin」で、なんだろう? 本番アプリを起動するためのスタートアップ処理みたいなものか。
ドキュメントの最後の方にアドレスが書いてある。
4MB時のも書いてあるのだが、FOTAありのアドレスは512KB+512KBのときのアドレスだろう。
FOTAありの方は、user2.binが0x8_1000になってるけど、これって512KBのとこだから、説明と合わないなあ。
たぶん、user2.binは0x10_0000からで、master_device_key.binは0xF_E000からになるんじゃなかろうか。
リンカスクリプトのeagle.app.v6.new_2048.ldだと、そんな感じに見える。
しかし、リンカスクリプトの方はシステムパラメータの領域が0x0F_0000と0x1F_B000からになっている(説明図が)。
ちょっと領域が広いし、配置は1MBの最後になっているから、esp_init_data_default.binのアドレスと合わない。
うーん・・・。
ドキュメントが間違っているのか、スクリプトが間違っているのか、RTOS版はそういうものなのか・・・。
うーん、RTOSを使わないといかんほど、複雑なことをしなければよいんじゃないか?とすれ思い始めてしまった。
いや、そういう後ろ向きの考えじゃいかんな。
まずは、素のSDKで作ってみるべきじゃなかろうか?
うんうん、それがいいそれがいい!
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