2012/02/24

セキュアエレメント

NFCの中でも、関係が強いような、そうでもないような、というセキュアエレメント。
個人開発していると、あまり出てこないと思うのだ。

 

セキュアエレメントは、セキュアなメモリ、というイメージを持っている。
AndroidのNexusSだっけ、あれにSmartMXが載ってたと思うが、あんなの。
NFC経由の認証無しではアクセスできないメモリ、というところじゃなかろうか。

 

モバイルFeliCaの場合、セキュアエレメントはモバイルFeliCaチップにつながっている。
こちらの記事しか、画像がなかったのでリンクさせてもらおう。
3つあるうちの左側が、現在の形だ。
http://wirelesswire.jp/special/201101/01/report/201102170455.html

 

右側が、Mifareなどを採用しているメーカーの形式と言うことか。
UICC、つまりSIMにセキュアエレメントが載っていて、チップとはSWPっていうやつで通信するようになっている。

 

無線の部分は、FeliCaだろうとMifareだろうと、そんなに変わらない。
周波数帯は同じだし、通信速度は106kbpsの倍数になっているだけ。
符号化とかになるとソフト部分になるので、やればできる。

やってもどうしようもないのが、ハードウェアの違いだ。
図の左側だと、モバイルFeliCaチップがないとどうやってもFeliCaのセキュアエレメントにアクセスできない。
しかし右側の方式だと、SWPで通信できればFeliCaだろうとなんだろうと、SIMに載っているセキュアエレメントにアクセスすることができる。

ハードによって限界が決められ、ソフトによって制限がかけられる、という見方になるだろうか。


SWPってのは、Single Wire Protocolの略で、文字通り1本線の通信らしい。
しかも、おそろしいことに双方向通信ができるらしいのだ。
話によると、電圧で制御する方向と電流で制御する方向で双方向になるんだとか。
いやあ、すごい。

 

国際なんとか規格だったか、GSMAという組織があったと思う。
そこが、SEとのやりとりはSWPで、というようなことをいっているらしい。
FeliCaはそうじゃなかったので、なんとかどうとか、という記事を読んだような気がする。

 

ということからすると、NFCは結局のところセキュアエレメントの利権問題になってしまうだけなのか、という気もしてしまう。
それは、非常に面白くない。

いや、お金がどうのこうのは大切な要素だとは思うのだけど、そこってNFCとは直接絡んでないので別に分けてほしい。
個人の開発なんて、そういうところに入っていくことはないので、どうでもいいや、と思ってしまうのだ。


もしセキュアエレメントがみんなSIMに載って国際規格か何かのルールに沿ってアクセスできるようになったら、無線の方式がNFC-A/B/Fと3つもいらないんじゃないの、という話になりそうだ。

淘汰か多様性か、そこが問題だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントありがとうございます。
スパムかもしれない、と私が思ったら、
申し訳ないですが勝手に削除することもあります。

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。