Sonyさんが、認証型コンセントの提案をしていた。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/201202/12-023/index.html
NFCのところだけ見ていたので上記サイトを見るまで気付かなかったのだが、この提案では2つの方式があるのだ。
- FeliCaを使った認証
- 電源ケーブルを介した認証
後者の方は、新技術らしい。
「新技術」という言葉には、どうも弱い。
コンセントって、日本語だと「壁にある電気を供給してくれるポート」みたいなものだが、英語だと"socket"とか"plug"とかになるようだ。
そもそも「コンセント」は和製英語とのこと。
英語辞書サイトによると、"socket"か"plug socket"らしい。
挿す方がplugで、挿される方がsocketということか。
FeliCa認証の場合は、plugがカード、socketがR/Wと思えば良い。
カードをかざすように、プラグをソケットに挿すのだ。
もう1つの電源ケーブルを介した認証(電力線重畳通信、という)の場合は、プラグもソケットもNFCではない。
読み取るのが難しいが、こういうことだろうか。
まず、ソケット側にR/Wのようなものがある、と。
ただしこれはRFのR/Wではなく、同じようなことを電力線(日本だと実効115V交流)で通信するようなR/Wになっている。
プラグ側は、これも同様にRF向けのカードではなく、電力線に載せられた信号に応答できるようなカード(カードじゃないけど)になっている。
力関係はRFのときと同じで、プラグ側(カード側)は電力供給されている必要がない。
通信が必要なときは、ソケット側(R/W側)が電力を供給し、ポーリングしてNFCID取得して、みたいなことをやるというのだろう。
私が知らんだけかもしれないが、こういう力関係の通信は聞いたことがない。
NFCもそうなんだけど、電源を持っていない機器と通信するために電力供給する、という考え方なのだな。
SPIだってUARTだってI2Cだって、相手は応答を返せることになっている前提だ。
NFCのやり方を、RF部分で応用するのではなく、方式として応用したってところが、そういう考え方もあるんだなー、と思ったところだ。
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