2012/07/08

[os]オリジナルだと動いた

動かん動かんといっていたTOPPERS/ASPだが、そういえばオリジナルのまま動かしてなかったな、とやってみると、あっさり動いた。

うん、よくあることだ。

シリアル入出力が必要、というのはサンプルソフトの動作として必要なだけで、TOPPERS/ASPとして必要なわけではないようだ。


そういえば、TOPPERS/ASPを使ってRC-S620/Sを動かすサンプルがあったよな、とInterface誌4月号を開いた。
第8章に載っているが、いくつか誤記がある。

  • p.100 : 図5の(a)はInListPassiveTargetコマンドで、(b)がRFConfigurationコマンド
  • p.100 : 図5の(a)にシステム・コード(リトル・エンディアン)とあるが、ビッグエンディアン
  • 全体的にシステムコードをリトルエンディアンで書いてあるので、それがビッグエンディアンになる。

まあ、リトルエンディアンだと思って全体がそうなっているので実装としては間違わないと思うが、仕様書を読んだときに困るかもしれんな。
無線のような通信系がリトルエンディアンというのは、あんまりないと思う。
だが、NFC-Fコマンドのいくつかはリトルエンディアンを含んでいるので注意がいるな。

細かいことだが、カード検出にInListPassiveTargetを、システム切り替えにInCommunicateThruを使ってPOL_REQを送信しているが、どっちもInListPassiveTargetでやった方が安全な気がする。
R/Wが内部で状態を持つことがあるので、「ポーリングしたいのだ」という意志を持ったコマンドを使った方がいいかな、という程度だ。

それなら最初から共通領域向けのポーリングでもいいような気がするが、どうなんだろうね。
FeliCaのガイドライン通りにやると、検索はワイルドカードで行い、その次にシステムコード指定、となっているから、そうした方がいいんだろう。

つらつらと書いたが、TOPPERS/ASPで書くときの参考にさせていただこう。

それにしてもこの人、Interface誌のいろんな記事で見かける。
いろんな記事で、ということは、幅がかなり広いということだ。
どんな人なんだろう、と調べてみると、すごい人のようだった。
http://www.jasa.or.jp/et/ET2011/visitor/program_dvt.html


まあ、その前にTOPPERS/ASPのお勉強からですな。

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