2011/05/02

[bb]PaSoRiを使えるようにするまでのまとめ

たぶん忘れていることもあるだろうが、なるべく書き留めておこう。
PaSoRiをBeagleBoard環境(Android 2.3.3)で使うまでの作業だ。

最初にいっておかねばなるまい。
Android 2.3.3だからといって、AndroidのNFCライブラリが使えるわけではない。
そこまでにいくには、いくつかの山がある。
私は乗り越えられなかった。。。
それに、Android 2.3.3に載っているのは、PN544というNXPのチップに向けたライブラリである。
そのライブラリを、PaSoRi、RC-S956チップに向けて移植するのは、ちと難しい。

PN544とRC-S956は何が違うかというと、まあチップが違うのだ。
比較するならば、PN544はモバイルFeliCaチップとやることになるだろう。
RC-S956はPN533と比較することになるか。
やはり、R/W向けとモバイル向けとでは、違いがあるだろう。

まあ、感傷はここまでだ。


Android 2.3.3がBeagleBoardで動くようにしておく。
前提条件だ。
PaSoRiはUSBなので、USBハブなども用意しておこう。

libusb

libusbをダウンロードして、externalに置き、Android.mkを作る。
こんな感じで

libpafe

libpafeをダウンロードして、externalに置き、Android.mkを作る。
こんな感じで

PRODUCT_PACKAGESに追加

libusbとlibpafeをビルドするように、PRODUCT_PACKAGESに追加。
こんな感じで

こんなところ。


まあ、mmコマンドでビルドするならPRODUCT_PACKAGESに追加はしなくてもいい。
いいけど、めんどくさいので追加しておいた方がいいだろうな。
何が面倒かといえば、いちいちcdでディレクトリ移動してmmして・・・、という手間が面倒だ。

実のところ、今githubに置いているものも、リビルドして新しいSDカードに入れて…というのは試していない。
すまん。
めんどくさいのだ。

ちなみに置いているものは、OpenCVなんかも入っていたような気がする。
それはなんかあれこれ手を入れたので、githubには置いていない。
なので、参考程度に見ていただければ幸いである。

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