NDEFというと、アプリが使うもんだっていうイメージがあったので、まったく把握していない。
NFC Forumのドキュメントを読んで、少しくらい把握しておこう。
2.2 Intended Usage
意図する使い方、というところか。
関連するドキュメントを「NDEFメッセージ」にまとめ、それをNFC Forum Device間でやりとりする、というイメージなのだろう。
強調しているのは、MIMEも使えるけど、MIMEとは限らないよ、ということ。
NDEFメッセージを解析するために、NDEFレコードタイプとペイロードのチェックをしなくていいよ、ということらしい。
エラーについての決まりもないようだ。
ここら辺が規定されると、実装がめんどくさいからありがたい。
2.3 NDEF Encapsulation Constructs
NDEFの構成、というところか。
"encapsulation" を和訳して入れ込むと、なんかわかりづらくなりそうなのでやめた。
NDEFは、まず「NDEF message」が一番上に来る。
1つのNDEF messageに、複数のNDEF recordが含まれる。
NDEF recordには、「メッセージ始め」という意味のMBビットと、「メッセージ終わり」という意味のMEビットがある。
最短のNDEF messageは、1つのNDEF recordを含み、そのrecordのMBビットとMEビットが両方立っている。
"chunked payload"にするためには、2つ以上のNDEF recordが必要らしい。
ときどき聞く "chunk"という言葉。
1つじゃないよ、2つ以上だよ、というくらいの意味のようだ。
それでいいのかどうかは知らんが、まあ困りはすまい。
NDEF messageは、MBとMEが最初と最後にそれぞれ1つじゃないといかん。
これを「オーバーラップしてはいかん」と書いている。
ネストさせてはいかん、ということらしい。
データをネストさせたいなら、NDEF messageをペイロードに持つNDEF recordを持つことになる、と。
NDEF recordは、自分が先頭から何番目のレコードなのかは知らない。
なので、順番性はNDEFを伝達する人が保証すること。
DEPとかで分割して送る場合を想定しているのかな?
今日はここまで。
英語は相変わらず苦手だが、ずっと眺めていれば抵抗感は少しぐらい減るんじゃないかね。
世の中は、NFC & Smart WORLD 2012なるものが開かれているが、私はいつものようにコタツに座っている(コタツの上じゃないよ)。
出張でもない限り、関東に用がないからなぁ。
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