2011/06/25

AccessoryChatの使い方

こんにちは。

最近、USB Accessory機能が追加されましたが、Arduinoとか持ってないので他の実現手段を探していました。
一番手軽そうなのが、Accessory Chatアプリを動かす方法だったので、紹介します。
ただ、自作の環境でしか試せていないので、他でも使えるかどうか分かりません。


AccessoryChat

◆どういうもの?
USB Accessory機能のテスト用アプリ。
通信相手は、Linuxで動くPC。
なので、Linuxが動くPCが必要になります。
VMwareでやれるかどうかは、わかりません。

◆環境
Android Platform(2.3.4)の開発環境一式がたぶん必要です。
どこからかダウンロードしてください。

◆ビルド
Androidアプリと、Linuxアプリの2つがあります。

$ cd frameworks/base/libs/usb/tests/AccessoryChat
$ mm
$ cd accessorychat
$ mm

最初のmmでAndroidアプリが、次のmmでLinuxアプリがビルドされます。
Androidアプリは、out/target/product/(各自の環境)/data/app/AccessoryChat.apk。
Linuxアプリは、out/host/linux-x86/bin/accessorychat。

◆使い方
Android端末の方にはアプリをインストールしておきます。
Linux側でaccessorychatを起動させておき、Android側にUSB Bを挿したUSBケーブルをPCに挿します。
そうすると、うまくいけばAndroid側が自動的にAccessoryChatを起動させようとします。

接続がきちんとできれば、Android側から送信した文字列がLinux側に表示されるし、Linux側が入力した文字がAndroid側に表示されます。

◆解説
ポイントは、accessorychatアプリ。
この人が、Android Accessory Protocolをkernelとやりとりしています。
README.txtによると、Android側で動かすこともできるらしいです(hostサポート時)。

動きについては、今までの記事を参考にしてください。

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