2011/10/22

Android NDEF Push Protocolについて考える

Android NDEF Push Protocol Specificationを簡単に訳したが、難しい文書ではないので一読することをお勧めしよう。
以下、NPPで。

 

まずLLCPを使用しているというところ。
サービス名、という言葉が出てきたので”?”と思ったが、NFC ForumのLLCPドキュメント1.1からはその辺りの仕様が追加されている。
SDP、サービスの検索だ。
SNLというサービス名検索などもあるので、それを利用するのだろう。

 

LLCPを使うということは、必然的にNFC-DEPとなる。
つまり、ISO18092のDEP。
ということは、FeliCaでもできるってことだ。

Android 2.3.4では、NFC-DEPをサポートしていない。
新しいAPI14を見たが・・・やはりIsoDepというISO14443のDEPしかない。
うーん・・・、どう解釈するといいのだろうか。。。

AndroidのNFC資料によると、Android Beamの受信をサポートするデバイスはcom.android.npp NPPかSNEPをサポートしていなくてはならない、とある。
そして、Android2.3のAPI9からNPPはサポートしているように書かれている。

推測だけだが、IsoDepはユーザに開放して、NFC-DEPはプラットフォーム側で握っておきたい、ということなのか。
あとでソースを読んでみるか・・・。


通信は、クライアントからサーバへの方向。
それを両方のデバイスが実装することで、擬似的に双方向の通信ができるということになっている。
毎回セッションは切断するので、いいたいことだけいってから切る、ということのようだ。
まあ、PUSHっていうくらいだからな。

 

さて、私のところではNFC-DEPの実装はやっているが、LLCPはやってない。
実装したら、パソコンからAndroid Beamができるんだろうなぁ。
やってみたいものだが、そもそも4.0の端末(しかもNFC付き)をどうやって手に入れたものか・・・。
あ、携帯電話を買い直す、という選択肢は無しだ。

現行のMobile FeliCa ChipがNFC-DEPをサポートしているのなら、Android Beam対応のおサイフケータイってのもあり得そうだが、どうなんだろうね。
もう覚えてないなぁ。

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