BeagleBoard用に、今まではDisplayLinkのモニタを使っていた。
まあ、これはこれで悪くないのだけど、画面が遅いのだな。
これは、DisplayLinkのドライバを見てみればわかるけど、16bitデータの更新したブロックだけをRLEかそのままかで転送しているからだ。
製品版のドライバでは、もうちょっとすぐれた圧縮方式が使われている、というような記述を見たような気がする。
BeagleBoardの画面出力コネクタはHDMIだけど、出力規格はDVI-Dになっている。
それを使用できると、BeagleBoardのCPUが持つDSP機能が使えて、表示が速くできる。
以前Androidで試したときは「こりゃ別物だ」と思うくらいに速かった。
そのためにはDVI-Dのモニタがいるんだけど、私の作業机は狭いので、小さいモニタがほしかった。
探していたんだけど、今回の事態を受け、HDMI可のモニタをメインにし、使っていたモニタをBeagleBoard用にした。
なんか、ぜいたくだ。
試したのは、こちら。
http://processors.wiki.ti.com/index.php/Qt_on_BeagleBoard
そう、Qtだ。
やっぱり、C++で作りたいのよね。
Androidもいいんだけど、Qtでも作れるとなおよし、というところ。
まあ、どっちも使いこなしていないんだけどね。
まず、Method#1 にあるZipをダウンロード。
解凍すると、READMEが入っているので、それに従ってbinファイルを実行。
そしたらまたREADMEファイルが入ったフォルダができるので、それに従ってSDカードを作成。
READMEでは、環境変数を設定してFLASHに書き込むようになっているけど、Androidなどもやるのでboot.scrを作成してSDカードのvfatパーティションに置いた。
これが初回動かなくてねぇ。
理由はよくわからずじまい。
もう1回、bzcatしてSDに書き込むところをやり直したらうまくいった。
まあ、気にすまい。
SDを入れて起動すると、Linuxっぽいログイン画面が出てくる。
USBキーボードを最初から挿して起動させると、ちゃんと入力できる。
rootで入る。
デモアプリが入っているので、それを動かす。
パスをREADMEにある場所に移動させ、適当なディレクトリに移動。
たとえばaffinを動かすなら、
$ ./affin -qws -display linuxfb
などとする。
Xなどが動いていれば、アプリ名だけでいいのかも。
よくわからんのが、マウス。
USBマウスを挿してからアプリを起動させると、何かは反応している。
しかしマウスカーソルが表示されないので、よくわからない。
もう1つわからんのが、画面サイズ。
結構なモニタの大きさなんだけど、アプリのウィンドウがそれよりも大きいのだ。
うーん、なんだ?
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