私のNFC-DEPに持つイメージは、こんな感じだ。
イメージを図にするとしても、解釈したい内容によって図の作りが変わってくる。
今回は、アプリからNFC-DEPで送信するときはこういう風に扱われるんですよ、という図にしようとして、挫折した感じだ。
DEPは、R/W同士で行うものだろう。
だからPCDが向かい合っている。
PCD間は、もちろんNFC-DEPでデータ交換している。
ではその上に何が来るかというと、LLCPだ。
物理レベルの転送がDEPなら、論理レベルの転送はLLCPと言えようか。
アプリから100KBのデータを送信してくれ、という要求が来たとき、DEPで転送できるサイズに小分けにしてくれるのだ。
それだけではない。
自分が持つ転送能力や受信能力をお互いが交換し合い、能力を超えないようにうまいことやるのだ。
ちなみに、PCDにアクセスするためのプロトコルというのは、標準があるわけではない。
なのでこの部分は、デバイス依存ということになる。
RC-S956の場合、NFC-DEP仕様の結構な部分をデバイスが吸収してくれてたので、作るのが楽だった。
と思う。
なぜ「思う」なのかというと、送信も受信も自分で作ったので、正しくNFC-DEPが動いているかわからないのだ。
単に、送信したデータが受信できたから動いたんだろうと思っているレベル。
とはいえ、国内で簡単にDEPができる端末ってないんだよなあ。
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