何となく曖昧にしてきたが、DEPをやりはじめると気になって仕方がない。
PN533のシーケンスを見ると、能動でも受動でも、ほとんど一緒なのだ。
いったい、何が違うのだろう?
幸いなことに、ネットでISO 18092のPDFが手に入った。
これにはちと驚いた。
JIS X5211でもいいんだけど、なんか使いづらい。
PDFは英語なんだけど、NFCのドキュメントも英語だし、まあいいや。
Passive Communication Mode
イニシエータが、ターゲットに対してRFを供給する(電源用など)。
ターゲットは、供給されている間は動作する。
Active Communication Mode
イニシエータとターゲットは、それぞれRFを供給する。
そういうことなんだ。
さすがISO! さすが18092!!
これを読んでからNFCでの説明を見ると、確かに同じことが書かれていることがわかった。
でもなんか、18092の方が親しみを持てた。
将来的なものや特許なんかからの距離を置かないといかんから、汎用的な言葉を使ってわかりにくくなったというとこだろうね。
では、親子は?
これも18092がわかりやすい。
まず、みんな最初はターゲット。
ターゲットはRFを出さず、イニシエータからのコマンドを黙って待つ。
必要になれば、上位からの要求でイニシエータになる。
イニシエータになるとき、上位は「ActiveかPassiveか」と、通信速度を決定する。
イニシエータは自分でないRFの存在を確認する。
他のRFがあったら、自分のRFは出さない(でいいのかな?)。
なければ、自分のRFを出す。
ターゲットは、イニシエータからのRFでアクティブにされる。
Active Communication ModeだろうとPassive Communication Modeだろうと、イニシエータによるコマンド転送は選択した通信速度で行われる。
ターゲットからの応答も同様で、イニシエータの通信速度で行われる。
さて・・・ここでよくわからなくなってきた。
Active Communication Modeは、どっちもRFを出す、とある。
しかしここでは、ターゲットはRFを出さないように見える。
Activeなターゲットとか、Passiveなイニシエータって、どんな状態なの?
こんな記述があった。
Active Communication Modeの場合、イニシエータが出したRFは切られる。
Passive Communication Modeの場合、イニシエータが出したRFは切られない。
・・・わかるような、わからなくなってきたような。
なんかまた、手の中でするっと抜けていったような気分だ。
今日はもう遅いので、寝よう。
いつか近いうちに、再挑戦することになろう。
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