IoTの囲い込みを打ち破るドコモの隠し玉 - 日経テクノロジーオンライン
Linkingは仕様書が簡単にダウンロードできるようなので、ちょっとだけ眺めた。
Project Linking
利用規約やアンケートはあるが、メールアドレスの登録すら不要だった。
構成は、こう。
- PeripheralDeviceLink Service
- Write Message Characteristic
- Indicate Message Characteristic
BLEのサービスは1つ、Characteristicも2つ、しかも書込みとIndication用のみ。
なかなか割り切った作りだ。
紛らわしいのは、「サービス」という言葉だろう。
BLEとしてのサービスは1つしかないのだが、Linkingとしてのサービスは5つある(今のところ)。
Write Messageにはフォーマットがあり、そのフォーマットに「サービスID」と「メッセージID」がヘッダとして載るようになっている。
このサービスIDとメッセージIDの組み合わせで、何をするデータなのかが決まるというやり方のようだ。
まあ、デバイス側としてはCharacteristicをいくつも用意しなくてよいから、メモリが少なくて済みそうな気はする。
書込みサイズも20バイトまでと書かれているから、Long Writes対応もいらなさそう(ただし、メッセージ長が大きい場合もあり、それはシーケンス番号ヘッダを追加して対応するみたい)。
nRF5xしか知らないのだが、サービスやCharacteristicを追加したり減らしたりというのは、難しいわけではないのだが面倒な作業ではある。
なので、書き込まれたデータだけで判断すればよいのだったら、そこまでフレームワークを作ってしまって、あとはその下だけ変更するようなやり方ができそうだ。
デバイス側はBluetooth Developer Studioプロジェクトを配布してくれるとよかったのだけど、まあ、そこまでやるほどでもないか、というところだ。
中身がどうのこうのという評価はしないのだけど、ドキュメントが残念な感じだ。
Excelで作られたものをPDF化しているのだろうけど、いっそのことExcelで配布された方がありがたかった。
セル内での改行を見栄えベースで行っていると、印刷したときにはみ出てしまって、見えなくなることがあるのよねぇ。
それと、ページごとの用紙サイズがまちまちで、あまり大きくない画面でPDFビューアを使うと画面外にはみ出たりしてしまってね。。。
用紙の縦と横が混在しているわけでもないけど、どうやってるんだろう?
対応デバイスは、ここら辺でも売られているとのこと。
Braveridge公式ストア / Linking対応製品
安い、安いねぇ。。。
遊びで自作するのはいいけど、製品にするとなるとここまで安くできないといけないのですな。
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。
スパムかもしれない、と私が思ったら、
申し訳ないですが勝手に削除することもあります。
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。