nRF52832は、Type2 Tagとして動作することができる。
Type2 Tagとは、MIFARE Ultralightみたいなやつだ。
以下、ULと略す。
ちなみに、Ultralight Cというのもあって、そっちはセキュリティ機能があるらしい。
NXPに申請しないと資料をもらえないようなので、詳しくは知らない。
サンプルを動かして、AndroidアプリのNXP TagInfoで読み取った方はわかるだろうが、普通のタグに比べると読み取りに時間がかなりかかる。
これはタグのエミュレーションに時間がかかっているわけではなく、データが多いためだ。
たとえば、よく見かけるNTAG203では48ブロック分しかないのだが、nRF52832のnRF5 SDK v11.0.0では256ブロック分あるのだ。
1ブロック4バイトなので、1KB。
このサイズは、タグとしてはなかなかない。
MIFARE Classicは、1Kとか4Kとかが普通だったけど、Type2 Tagなんかは小さいものが多いのだ。
まあ、通常は使うブロックだけ読めばよいので、使い勝手に違いはないだろう。
せっかく大きいデータが使えるので、大きいデータを流してみよう。
大きいデータと言えば、やはり画像だろう。
PNGデータを作って、TNF=0x02、MediaTypeがimage/pngのNDEFデータを作ってみた。
が・・・Androidで読ませても、なんか毎回データが違う。
不安定なのか?と思い、Windows10 + PaSoRiで読込ませた。
幸いWindows10はNDEFを解釈してくれるので、画像ファイルとして保存してくれた。
が・・・。
こちらも、毎回結果が違う。
原因がどこら辺にあるのかはわからないけど、大きいデータは使わない方がよいということはわかった。
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